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2019年11月30日 (土)

120Hz

VALVE INDEXが国内でも発売されましたのでHMDを購入しました。
2日ほど使ってみたのでHTC VIVE Proとの比較を軽くレビューしてみます。

正面から重ねて
VALVE INDEX,HTC VIVE Pro HMD 
本体部分の横幅はほぼ同じぐらいで縦はVIVE Proの方が広い感じです。

横から重ねて
VALVE INDEX,HTC VIVE Pro  HMD 
本体部分の前後の長さはそれほど変わらず。どちらもレンズを一番前に出して伸ばした状態です。
バンド部分はINDEXVIVE Proより作りが細くなっています。

 後ろから重ねて
VALVE INDEX,HTC VIVE Pro HMD 
INDEXのバンド部分の形状はHTC VIVEデラックスオーディオストラップ に近い形状です。

正面のパネルを外して
VALVE INDEX HMD 
四角い窪みがあり窪みの側面にはUSB端子があります。他社製や自作のデバイスを組み込むことができます。

後ろから
VALVE INDEX HMD
ダイアルを回すことでバンドを締めてサイズ調整ができます。

右側のダイアル
VALVE INDEX HMD
このダイアルを回すことで目とレンズの距離を調整できます。

下側から
VALVE INDEX HMD
左側にあるのが電源ボタンでWindowsの起動中に押すとSteamVRが起動します。右側にあるのがIPD調整のレバーでレンズとレンズの間隔を調整できます。
鼻のところのカバーは真ん中にスリットがあります。

レンズ部分
VALVE INDEX HMD
IPDは最大の70mmにまたレンズは一番奥に引っ込めた状態です。クッションはマグネットで装着されているので簡単に外せます。

クッションを外して
VALVE INDEX HMD
ケーブルの右側の窪みにはヘッドホン端子があります。

レンズの間隔を最小に
VALVE INDEX HMD
IPD最小の58mmだとこんな感じに。
映像パネルごとではなくレンズだけ動くので、レンズを目に一番近づけた状態ではIPD68mm以上で視界の外側の端に、IPD60mm以下で視界の内側の端に映像の表示されない領域がわずかにできます。68mm以上もしくは60mm以下になる人は少しレンズを離して無駄になる領域をなくした方がいいかと思います。

レンズを一番奥に引っ込めた状態
VALVE INDEX HMD
IPDは最大の70mmです。

レンズを一番手前に引っ張り出した状態
VALVE INDEX HMD
VIVE Proだと睫毛が触れるかなというぐらいまででしたが、INDEXは瞼にぶつかるぐらいまで近づけることができます。
これだけ近いと曇り易いかと思いましたが、使ってみるとほぼ曇ることがありませんでした。
VIVE Proではレンズが温まるまでは曇りに悩まされましたがINDEXはそんなことはなく快適です。

ヘッドホン
VALVE INDEX HMDVALVE INDEX HMD
付け根の部分で上下にスライドできます。
VIVE Proのヘッドホンは音がしっかり聞こえる範囲が狭くピンポイントな位置調整が必要でしたが、INDEXのヘッドホンはおおざっぱな位置調整で大丈夫です。
耳に触れない配置なので長時間の使用でも快適です。
耳から離れているため外の音が聞こえて没入感が削がれるかと思いましたが、離れてはいるものの耳に対して蓋になる配置なので外の音をほとんど遮断するようでほぼ聞こえません。
ヘッドホンについてはおそらくINDEXを使った人の誰もが高く評価する部分だと思います。

90度回転
VALVE INDEX HMD
ヘッドホンは後ろに回転させることができます。
上下のスライドと組み合わせて位置を調整します。

手に持った感じではVIVE Proより若干重く感じ、装着した状態でも気持ち前が重い感じですがVIVE Proを使っていた人ならほぼ同じ感覚で使えるかと思います。

ここからは実際にIl-2 Sturmovik Battle of battle of stalingradの拡張パックFlying Circusで使用してみての感想になります。
プレイした環境は
PC
CPU Intel Corei7-9700KF@5GHz
メモリ DDR4-3200 16GB x2
GPU MSI Geforce RTX 2080 Sea Hawk X

SteamVR設定
カスタム解像度 126%(2260x2512)
リフレッシュレート 90(VIVE Pro) 120(INDEX
モーションスムージング 有効

Il-2 Sturmovik Battle of battle of stalingradグラフィック設定
プリセット HIGH
Screen resolution 1280x720
UI scale Auto
Shadows quality Medium
Mirros Simple
Distant Landscape detail x2
Horizon draw distance 100km
Landscape filter Blurred
Grass quality Normal
Cloud quality High
Target FPS Off
Antialiasing Off
Gamma correction 0.9
Full screen Off
Enable VR HMD On
Multi GPU support Off
Vsync Off
SSAO Off
HDR On
Sharpen On
Use 4K textures On
Distant Buildings Off

になります。

まず装着して最初に感じたのが「色温度、高っ」です。
おそらくINDEXの色温度は9300Kで6700Kぐらいと思われるVIVE Proに比べてかなり青白い色合いになります。
またメニューの下地が黒の部分も明るく黒の表現ではかなり落ちます。

視野角については広くなってはいるものの、ぱっと見で違いがわかるほどではなく感動は薄いです。
ですが画面全体がくっきりと表示されており視界の端の方まではっきり見えるため、計器を確認するのに視界の隅でチラ見するだけでよく実際のプレイでは地味に効いてくる部分だと思います。

ゴッドレイはそれなりにありますがVIVE Proのようにフレネルレンズの年輪が見えるというほどではなく(視界の端の方に少し見えます)、飛行中に気になることはほぼありません。

ペンタイルではなくフルRGBの映像パネルのためか解像感が高く文字なども読みやすくSteamVRのカスタム解像度をVIVE Proよりかなり落としても差支えがないので、FPS重視の設定も可能です。
網目感はVIVE Proより更に少なくまず気になることはないでしょう。

有機ELのVIVE Proに比べてコントラストが落ちていますので、解像感の向上も重なって機影が背景に溶け込みやすくなっているような感もあります。
また影が強くなる位置関係だと黒いシルエットになってカラーリングやマーキングの識別ができなくなったりします。
ただこれについてはこちらが開発側が意図している表現に近いのかもしれません。

天候曇りアラスマップ市街地低空という重くなる状況ではモーションスムージングが作動しますが、VIVE Pro(90Hz)で作動して45fpsになると敵機の機影が二重にぶれて表示されてモーションスムージングが作動してるのがわかるのですが、INDEX(120Hz)で作動して60fpsになった場合はそういうことがなくFPSのカウンターを見ていないとモーションスムージングが作動しているのがわからないぐらいです。
おそらくはモーションスムージングなしだと75fpsあたりなのが、75fpsを45fpsに落としてから90fpsに補間だと補間されたフレームの誤差が大きくなってしまうが、75fpsを60fpsに落としてから120fpsに補間だと誤差が小さくなっているのではないかと思います。
違う設定や別のゲームでは逆のパターンになることもあるかと思います。
当初はFlying Circusでは90Hzや80Hzでの使用を考えていましたが、この結果から120Hzで常用することにしました。

軽く使ってみた感じですが、色合いとコントラストが好みの範囲に収まるのならVIVE Proの利用者の乗り換え先としてはお勧めかと思います。

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