Saitek Pro Flight X-55 Rhino H.O.T.A.S. System
MAD CATZよりSaitek Pro Flight X-55 Rhino H.O.T.A.S. Systemが発売されたので導入してみました。
LogitechのFlight System G940のスティックと並べて。
以前のエントリでSaitekのX52 Pro Flight Control Systemと比較した際にも書きましたがG940と比べるとSaitekのスティックはかなり太めですが、握りやすく各ボタンも操作しやすかったりします。
X-55のスティックを正面から。
捻りラダーが内蔵されていますが、X52 Proのようなロック機構はありません。
またパームレストの高さ調整もありません。
小指用トリガがあります。
SF的な装飾が無いのでぱっと見ではわかりにくいかもしれませんが、グリップ部の形状はX52 Proそっくりです。
トリガはX52 ProやG940のように2ステージではなく1段式です。
側面にもボタンがあります。
ボタン一つと4ボタンハットスイッチが2つ、8方向POVスイッチが一つあります。
上部のダイアルを回す事でスティックを分離できます。
接点式のコネクタになってます。
スプリングを受けているパーツは外周のリングで固定されています。
前後に分割されているので
それぞれ取り外す事で
スプリングが自由になります。
付属のスプリングから好みのものに交換できます。
LogitechのFlight System G940のスロットルと並べて。
G940のスロットルと比べるとX-55のスロットルは背が低く幅広です。
前後にも厚みがあります。
X-55のスロットルを正面から。
左スロットルの下の方に左右のスロットルを連結するレバーがあります。
台座の側面にはスロットルのテンションを調整するダイアルがあります。
左スロットルの端にはホイールがありこれは回転方向ごとにボタンが入力されるマウスのホイールに似た仕組みになってます。
右スロットルの裏側にはボタンが2つ、左スロットルの裏側には上下2wayのスイッチがあります。
この位置がスロットル0%になります。
かなり緩やかな弧を描くように動きます。
ボタン一つと4ボタンハットスイッチが2つ、マウスカーソルスイッチが一つ、スライダスイッチが一つ、ロータリーホイールが2つあります。
ロータリーホイールにはボタンも内蔵されています。
X52 Proのように中央の色の違う部分が押し込めるように見えますが、ホイール全体が動くようになってます。
トグルスイッチは金属製で、硬めの操作感になってます。
ロータリーホイールはスロットルについているのと違ってセンターのクリックはありません。
スティックはセンターに配置しました。
設置場所の強度も考えてスプリングは一段短いものにしてあります。
Rise of FlightやIL-2 Sturmovik: Battle of StalingradのようなFFBに対応しているソフトはG940で、RaidersSphere4thやマクロスVOのようなFFBに非対応のソフトはX-55でプレイする事になります。
仮想ゲームデバイスソフトのvJoyと割り当てツールのUniversal Joystick Remapperを使う事で単一のデバイスしか対応していないソフトでもX-55・G940・Saitek Pro Flight Combat Rudder Pedalsを併用できます。
専用のアプリケーションは従来のものと少しデザインが変わっており、アナログ軸の感度やカーブがカスタマイズできるようになっています。
プログラム機能に関しては従来のSSTと基本的に同じなので、Saitekのデバイスを使っていた人ならすんなり使えるかと思います。
以上Saitek Pro Flight X-55 Rhino H.O.T.A.S. Systemの簡単なレビューでした。
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コメント
初めまして
私もX-55を購入したのですがIl-2でスロットル側のSLDキーに割り当てができずにいるのですが仕様なのかわからずにいてコメントさせていただけました
投稿: 13号 | 2014年11月22日 (土) 05時04分
X-55のスロットルのSLDスイッチは左側がオフ、右側がオンの1ボタンになっていて割り当てはボタン35になっています。
古いゲームだとボタン32あたりまでしか対応していなくてゲーム側では割り当てが出来ない場合があります。
X-55の付属アプリでSLDスイッチにキーボードのキーを割り当てて対応することになるかと思います。
投稿: とりめのシーフ | 2014年11月22日 (土) 07時46分