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2012年10月

2012年10月17日 (水)

3DTV Play

前回のエントリ3DTV PlayがまだHMZ-T2に対応していないと書きましたが、接続を変更したら使えることがわかりました。

今まではPC・PS3→HKTM0402MHMDR-DS7500HMZ-T2RDT233WX-3Dという接続だったのですが、これをPC・PS3→HKTM0402MHHMZ-T2MDR-DS7500RDT233WX-3Dに変更するとnVIDIAコントロールパネルのステレオスコピック3Dの設定で3DTV Playが有効になりました。

ただ3DTV Playのライセンスをもう一本追加で購入してもう一台のPCで試したところこちらでは有効になりませんでした。

有効になったメインのPCは
Windows7 64bit・Geforce GTX670 SLI・306.97WHQL
という構成でもう一台のPCは
Windows7 64bit・Geforce GTX650・306.23WHQL
という構成なのでHMZ-T2の発売直前に公開された306.97WHQLにHMZ-T2の設定情報が追加されたのかもしれません。

実はもう一台のPCも一度306.97WHQLを入れた事があるのですが、Geforce GTX650と306.97WHQLの組み合わせだとセレクタを切り替えたりMDR-DS7500の電源をオン・オフした時のデバイスの再認識の際に画面の解像度が一時的に800x600とかになっているようで、その都度左上で小さくなってしまったウインドウの位置とサイズを直さなければならなくて実用性に欠けるので306.23WHQL戻したという経緯があるので、306.97WHQLを再度入れて確認まではしていません。

さてそれでRise of Flightでステレオスコピック3Dを有効にして試してみましたが、やはりクロストークの全くない3Dは自然で非常にいいです。
またTridef 3Dでの3D化の場合AAを切らないとRise of Flightが落ちる事がありましたが8xAAをかけていてもそういうこともなく、SLIにしてもGPU使用率が半分になるだけでパフォーマンスは向上せずに地上付近の重い所では40FPS程度に落ち込んでいたのが、3DTV Playでは60FPSを切ることなくスムーズに描画できています。
SLIのインジケータやGPU・VRAMの使用状況を見るに一方のGPUで右目用の映像をもう一方のGPUで左目用の映像を処理しているように感じられます。
難点があるとすれば解像度が1280x720になってしまう事(1920x1080も選択可能ですがその場合は24FPSになってしまうためゲーム向きではない)と、ゲーム起動後にCtrl+Tを押して3D表示をオンにしないといけないので、一度HMZ-T2をずらしてキーを押してもう一度装着しなおさなければならない点でしょうか。
どちらも致命的な問題ではないし、それをはるかに上回るメリットがあるのでHMZ-T1HMZ-T2を持っててGeforceを使ってる人(特にSLIを組んでる人)は3DTV Playを試してみてください。2週間の試用もできるようになっています。
Radeonを使われている方はTridef 3Dで同様にHDMI1.4aのフレームパッキングでの出力ができるようになってます。こちらも2週間の試用ができたかと思います。

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2012年10月13日 (土)

HMD

SONYのヘッドマウントディスプレーHMZ-T2を導入しました。
夏前のPC周辺の更新は将来的なHMDの導入を想定したものでした。
ただHMZ-T1はヘッドホンが固定である点が不満で購入を見送っていたのですが、HMZ-T2ではその部分が改善されていたので即購入を決めました。

HMDの導入にあたってセレクタ・分配器の更新をしました。
上海問屋DN-68673を使用していましたが、信号の入ってない端子を選択できない、接続しているデバイスのどれかの電源がON・OFFされると全ての端子がリセット・再認識されて信号が入力されている端子の一番若いものに全ての出力が切り替わる、といういまいち使い勝手の良くない仕様でした。
HDMI1.4aに対応したマトリックス式のセレクタ・分配器で4入力以上の物を探してみたところ楽天で4入力2出力の物が一つ見つかったのでメーカー名も型式も記載されていなかったのですがとりあえず購入してみました。
外箱にもメーカー名型式は記載されていませんでしたが、マニュアルに記載されていた型式で検索してみたところHank Electronicsという中国のメーカーのHKTM0402MHというモデルだったようです。
DN-68673のような変わった仕様でもなく普通に使えています。

さてHMZ-T2ですが最初にピントが全体にわたってきれいにあうように装着できるように調節するのに時間が掛かりました。
一度バンドなどの調節が決まれば装着もすぐにできるようになりました。
視聴してみた感じですが3Dのコンテンツは奥行き感があるため画面も比較的遠くに感じるため大画面に見えますが、2Dのコンテンツだと画面が比較的近くに感じるため小さく見える傾向が自分の場合ありました。
現状PCゲームの3D表示はnVIDIA3DTV PlayHMZ-T2に対応していないためまだできないので、手持ちの3DコンテンツはGT5しかないためGT5でしか試していませんがRDT233WX-3Dでの3D表示に比べるとクロストークが全くなく違和感の少ない自然な表示です。

ヘッドホンはMDR-DS7500Audio-TechnicaATH-A900ATH-CK10ATH-CK100を持っていますがATH-CK10ATH-CK100のフォームイヤーピースER-CK100を付けたものを組み合わせてみました。

HMZ-T2 ヘッドユニット

TrackIR用のクリップを付けてあります。
これはTrackIR5に付属しているものではなくTrackIR3ProのオプションのVector Expansionの物です。
TrackIRの設定も今まではモニタを見ながらの使用ということで、モニタが視界に納まっている範囲で270°・検出限界で360°という設定に調整してありましたが、検出限界で200°程度になるように調整しました。
2D表示でですがRise of Flightで試してみたところ視界操作が今までよりも自然に行えるようになりました。
将来的にはジャイロセンサーと併用で全周トラッキングができるようにならないかなと思います。

さてあとは3DTV Playの対応待ちです。

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